石川の偉人

高峰譲吉(たかみね じょうきち)・石川の偉人

高峰譲吉(たかみね じょうきち)・石川の偉人

富山県高岡市生まれ。

1854(安政元)年12月22日-1922(大正11)年7月22日 68歳

タカジアスターゼとアドレナリンを発見した世界的化学者。
ベンチャー化学者の祖。「十大発明家」。
また、国際親善に力を尽くし、「無冠の大使」と呼ばれた。

助手の上中啓三と共に牛の副腎からのアドレナリンの抽出に成功したことで世界的に知られる。これはホルモンを世界で始めて抽出した例である。
アドレナリンは止血剤や強心剤として優れた効能を示し、現在も医療の各分野で幅広く使用されている。

また、消化酵素タカヂアスターゼの発見者で、製薬会社三共の創業者の一人でもある。

国際親善にも大きく貢献し、ワシントンD.C.のポトマック川にある美しい桜並木は、1912年に東京市長の尾崎行雄とともに高峰譲吉によって寄贈されたものである。

1854(安政元)年 高岡にて生誕。
1855(安政2)年 2歳 金沢市大手町に移住。
1862(文久2)年 9歳 藩校明倫堂に入学。
1865(慶応元)年 12歳 藩に選ばれて長崎に留学する。
1868(明治元)年 15歳 京都の兵学塾、大阪の緒方塾で学ぶ。
1869(明治2)年 16歳 大阪医学校、大阪舎密学校に学ぶ。
1873(明治6)年 20歳 工部大学校(東大工学部)に入学。
1879(明治12)年 26歳 工部大学校を首席で卒業。
1880(明治13)年 27歳 工部省からイギリス留学を命ぜられる。
1883(明治16)年 30歳 帰国し、農商務省に出仕。
1884(明治17)年 31歳 ニューオリンズ市万国博覧会に出張 燐鉱石を持ち帰る。
1886(明治19)年 33歳 東京人肥料株式会社を設立。
1887(明治20)年 34歳 キャロラインと結婚、長男襄吉誕生。
1890(明治23)年 37歳 高峰式元麹改良法が特許となる。酒造会社に招かれ渡米。次男エーベン孝誕生
1893(明治26)年 40歳 製造工場が全焼。
1894(明治27)年 41歳 タカジアスターゼが特許となる グリセリン復元法を発見。
1899(明治32)年 46歳 工学博士になる。
1900(明治33)年 47歳 アドレナリンの結晶抽出に成功する。
1906(明治39)年 53歳 日本に帰国し、薬学博士になる。
1913(大正2)年 60歳 三共株式会社初代社長になる。
1917(大正6)年 64歳 理化学研究所理事になる。
1922(大正11)年 68歳 7月22日永眠。

 高峰博士を讃える歌  中山輝・作詞 室崎琴月・作曲

1 時代の朝を呼ぶ風に  黄菊白菊咲きかをる
  安政元年 霜月三日  わが高岡に生うけて
  射し出た光 高峰博士 ああ日本の誇り 高峰博士
2 真理のとびらおしあけて  千古の秘密解き明かし
  アドレナリンやタカジアスターゼ  かざして人を救われた 
  科学の父よ 高峰博士  ああ世紀の巨人 高峰博士
3 太平洋に並びたつ  日の丸の国 星の国
  結ぶ平和の橋ともなって  母国の幸を築かれた
  人間愛の 高峰博士  ああ世界の偉人 高峰博士

高峰譲吉生誕地・高峰公園(富山県高岡市)

高峰譲吉住居跡(金沢市武蔵町)

高峰譲吉旧居跡(金沢市大手町)

旧高峰邸(金沢市丸の内5-16)

金沢市立ふるさと偉人館(金沢市)

高峰譲吉博士顕彰会HP

三共株式会社HP

特許庁・十大発明家

高峰譲吉墓所・青山霊園(東京都港区南青山)

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