新潟県新発田市生まれ。
1837(天保8)年10月23日-1928(昭和3)年4月22日 91歳
明治・大正期の実業家。大倉財閥を設立。
18歳で上京。乾物店主の後、神田で鉄砲店を開業。戊辰戦争で官軍御用をつとめ巨利を得る。明治5年、35歳のとき欧米の商売を学ぶべく洋行。帰国後の明治6年貿易商となり大倉組商会を設立。以後、軍需品調達の御用商人として巨富を積み、大倉財閥を設立。鹿鳴館、帝国ホテル、帝国劇場などは渋沢栄一と共に設立したことでも有名。
新しいこと、人のやらない事に敢然と挑む冒険心から、『稀にみる士魂の持ち主』と評された。
一方で、庶民からは死の商人と嫌われたが、公共・教育・慈善事業に惜しみなく資財を投じた。大倉商業(現東京経済大学)、大倉山ジャンプ台(札幌市)、大倉山公園(神戸市)など。
昭和3年91歳で没。
ホテルオークラ大倉集古館(日本初の私立美術館)
祇園閣(大倉喜八郎別荘) 京都市東山区
大倉喜八郎墓所 東京都文京区・護国寺
関連書籍
この記事へのコメントはありません。