長野の偉人

島崎藤村(しまざき とうそん)・長野の偉人

筑摩県第八大区五小区馬籠村(2005年2月12日まで長野県木曽郡山口村神坂馬籠。越境合併により現在は、岐阜県中津川市馬籠)生まれ。

1872(明治5)年3月25日-1943(昭和18)年8月22日 72歳

詩人、小説家。近代日本を代表する文豪。
近代日本文学史上、屈指の傑作「夜明け前」の作者。
日本ペンクラブ創立者、初代会長。

本名島崎春樹。生家は江戸時代、本陣、庄屋、問屋をかねた旧家。父・正樹はその17代当主で、『夜明け前』の主人公青山半蔵のモデルである。

9歳で学問のため上京、同郷の吉村家に寄宿しながら日本橋の泰明小学校に通う。三田英学校、共立学校を経て、明治学院普通科卒業。

明治女学校、東北学院、小諸義塾の英語、国語教師として教鞭をとるかたわら「文学界」で北村透谷らとともに浪漫派詩人として活躍、 明治30年には詩集『若菜集』を発表して、文壇に華々しく登場した。

この後、発表した落梅集の一節『椰子の実』は柳田國男より海岸で椰子の実を拾ったエピソードを聞き、自身が姪との不倫の末にフランスに渡った時の寂しい生活の思い出とを重ね合わせて書いたものであり、昭和11年に国民歌謡の一つとして、山田耕筰門下の大中寅二が作曲してから現在に至るまで小中学校教育にて広く愛唱されている。

明治32年に小諸義塾に教師として赴任し、6年間を過ごすが、その間、『雲』『千曲川のスケッチ』『旧主人』を執筆。明治38年には大作「破戒」を起稿。翌年、『破戒』を自費出版し、日本自然主義文学の先陣を切った。

大正2年フランスへ渡り、 第一次世界大戦に遭遇し帰国。
童話集『幼きものに』、紀行文集『海へ』『エトランゼエ』『佛蘭西だより』、 小説『新生』などを刊行した。

昭和4年、長編『夜明け前』を発表し、歴史小説として高い評価を受ける。

昭和18年『東方の門』執筆中に脳溢血で倒れ永眠。

藤村記念館(岐阜県中津川市馬籠)

藤村記念館(長野県小諸市丁315小諸市懐古園内)

島崎藤村・北村透谷記念碑(東京都中央区銀座5-1-13泰明小学校)

島崎藤村旧宅(長野県佐久市前山1380-3)

島崎藤村旧宅(神奈川県大磯町東小磯88)

島崎藤村墓所・地福寺(神奈川県大磯町大磯1135)

島崎家菩提寺(岐阜県中津川市馬籠5358)

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