尚真王(しょうしんおう)・沖縄の偉人
1465年-1527年
琉球王国第二尚氏王統三代目王(在位1477年~1526年)
琉球王国の最盛期を築いた王。
琉球王国第二尚氏王朝の開祖尚円王の子で12歳で王位につく。
中国との貿易を活発にし、その財力で、奄美諸島から八重山諸島にいたる琉球王国の基盤を固めた。
王を頂点とする組織体制を強化し、地方役人制度も刷新した。
各地で隠然たる勢力を保持する按司(豪族)らを首里に強制移住させ、神女組織を編成して宗教を統制するなど斬新な施策を推進した。
首里城の増築、王家の菩提寺である円覚寺や王家墓(玉陵)の創建など幾多の造営事業も手掛けた。
50年にわたって王位に在り、治世中は、国王が最も充実した時期で、琉球の黄金時代と称される。
首里城(沖縄県那覇市首里金城町1-2)
円覚寺跡(沖縄県那覇市首里当蔵町)
尚真王墓所(玉陵〔たまうどぅん〕・沖縄県那覇市首里金城町1-3-3-1)
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